運用衛星に関する情報

  現在運用または運用予定の衛星に関する情報を、主に通信系、アマチュア無線サービス、テレメトリフォーマットの詳細について示します。

  詳細を見たい人工衛星をお選び下さい。


SPROUT(スプラウト)  -SPace Research On Unique Technology-

概要

  SPROUTは日本大学で3機目の超小型人工衛星です.一辺20cmの立方体の形をした衛星主部と,全長約1.5mにも及ぶ複合膜面構造部から成り立ちます,SPROUTのメインミッションは, この複合膜面構造物を展開する「複合膜面構造物の展開実証実験」となります.またこの他にも衛星に搭載したカメラと姿勢制御系を駆使した「地球画像の撮影」,音声データや画像データを宇宙から地上へ配信する「アマチュア無線ミッション」など様々なミッションを行います.
「SPROUT」には日本語で「新芽」「子孫」「若者」あるいは「芽を出す」「急速に成長する」といった意味があります.SPROUTは,SEEDSに続く超小型人工衛星プロジェクトとして,2005年の冬に開発が始まりました.開発を始めるにあたって,SEEDSの開発で培った技術を受け継ぎ,それを飛躍させ将来の宇宙開発に繋がるような自分たち独自の技術,つまりはアイデンティティを獲得・確立しようという意味を込めてSPROUTと名付けました.

  SPROUTはH-IIAロケットALOS-2相乗り小型副衛星として2014年5月24日に種子島宇宙センターからALOS-2と他の小型副衛星3機とともに打ち上げられました.現在も皆様のもとへ電波を送り続けています.

  詳細はSPROUTのホームページをご覧下さい.

通信

SPROUTの通信系もアマチュア無線周波数帯を用いています.そのため,SEEDSと同じく,設備を持っていればどなたでも受信することが可能です.
以下に諸元を示します

コールサイン JQ1ZJQ
アップリンク 受信周波数帯:VHF帯
ダウンリンク
(CWビーコン)
送信周波数:437.525MHz
ダウンリンク電波形式:A1A
送信出力:110mW
プロトコル:モールス符号
ダウンリンク
(FMパケット)
送信周波数:437.525MHz(1200bps,9600bps)
                  437.600MHz(AFSK/1200bps)
ダウンリンク電波形式:F2D
送信出力:450mW
プロトコル:AX.25
ダウンリンク
(SSTV)
送信周波数:437.600MHz
ダウンリンク電波形式:F3F
送信出力:450mW
プロトコル:Sound
ダウンリンク
(デジトーカ)
送信周波数:437.600MHz
ダウンリンク電波形式:F3E
送信出力:450mW
プロトコル:Voice
音声・
メッセージボックス
アップリンク周波数帯:VHF帯
アップリンク電波形式:F2D
送信周波数:437.600MHz
ダウンリンク電波形式:F3E(音声),F2D(文字)
送信出力:450mW
プロトコル:Sound/Voice/AX25
カメラ撮影権の開放 アップリンク周波数帯:VHF帯
アップリンク電波形式:F2D
送信周波数:437.600MHz
ダウンリンク電波形式:F3F,F2D
送信出力:450mW
プロトコル:Sound/AX25



テレメトリフォーマット

  SPROUTのテレメトリフォーマットについてはこちらをご覧ください.


sprout